ちのっぷすの英語動画覚書

英語の勉強を兼ねて動画の中から琴線に触れた言葉を選んでみました

今日の英語動画3「一生後悔するものは何か」

アマゾンつれづれ

あまり無理せず、毎日ではなく2日に1度のアップにします。

メインブログにリンクははっていますが、まだこちらを覗いてくれた方はいらっしゃいません。

なので、きら~くにぼちぼち行こうと思います。

今日はAmazon創業者Jeff Bezos2010年プリンストン大学卒業式祝辞GaribenTVさんの動画でどうぞ。


www.youtube.com

まずは祝辞ですので、冒頭部分を

Tomorrow is a very real sense, your life, the life you author from scratch on your own begins.

以下、聴き取り易い英語で、畳みかけるように続きます。 

Will inertia be your guide or will you follow your passion?

Will you fall dogma, or will you be original?

Will you choose a life of ease, or a life of service and adventure?

Will you wilt under criticism or will you follow your conviction?

Will you bluff it out when you're wrong, or will you apologize?

Will you gurad your heart against rejection, or will you act when you fall in love?

Will you play it safe or will you be a little bit swashbuckling?

When it's tough, will you give up, or will you be relentless?

Will you be a cynic, or will you be a builder?

inertia は「慣性」ですが、こういう使い方もできるのですね。

「惰性で生きるか、情熱を追って生きるか」といったところでしょうか。

dogma の使い方も新鮮。

wilt under~ は「~に屈する」、 bluff it out は「うまくごまかして窮地を脱する」

swashbucklong は「向こう見ずな冒険」、relentness は「執拗さ」

11年前のスピーチですから以下は27年前のことになりますね。

(ちょうど私たちが糸島に越してきた頃で娘たちはまだ1、2歳。)

I got the idea to start Amazon 16years ago, I came across the fact that web usage was growing at 2300% per year and never seen or heard of anything that grew that fast.

それにしても、目の付け所が凄いですよね。

「ウェブ利用者が年に2300%も増えた」ーこれからはオンライン販売の時代だと。

私もその波に乗っかり、アマゾンジャパンができるとすぐに、顧客になりました。

(今ではアマゾンなしの生活は考えられない。かなりコワイことだけど)

最初に注文したもが何だったかは忘れましたが、草思社のサイエンスマスターズシリーズ(リチャード・ドーキンスの「遺伝子の川」等)だったかもしれません。

当時糸島に図書館はなく、福岡市の図書館も他市区町村民に貸し出してはしてくれず、本は買うよりほかなかったのです。(唯一佐賀の伊万里図書館だけが、貸してくれたので2週間に1度娘らを連れて伊万里図書館に行くのが楽しみでした。まだ伊万里玉屋もありましたしね。)

子どもの絵本とかその英語版(結局読まずじまい)もよく購入していました。

Amazon という社名も凄いなと思います。

私は勝手にアマゾン川の方を思い浮かべ、「『流域面積最大』だから『アマゾン』にしたに違いない!世界中がその流れに飲み込まれるのだろうな・・・」と漠然とした空恐ろしさのようなものも感じていました。(便利さを享受しつつも・・・)

最後に、タイトルにある通りに締め括られます。

I didn't think I'd regret trying and failing.

And I suspected I would always be haunted by decision to not try at all.

 haunted という形容詞は「幽霊の出る」という意味もありますが、この場合はもちろん「取りつかれた」「何か気になっている」「悩んでいる」のような意味でしょう。

「やってみて、失敗しても後悔しない。それより『何もやってみない』ということの方がずっと気に掛かるだろうと思う」くらいの意味でしょうか。

英語は同じ意味の単語を重複して使いたがらないと聞いたことがありますが、この場合 haunted を regret に近いような意味で使ったのでしょうか。

「一生後悔するものは何か?」の答えは「何もやってみないこと」なのですね。

それにしても後悔といえば・・・

「もう少し早くこういう勉強始めてたらなぁ」

それともうひとつ、ちょっと下司ですが「20数年前にアマゾンの株買ってたらなぁ」(😂)

でも、始めないよりはずっといいですよね!!